熊野宮神社~東京都小平市~
由緒
熊野宮は1704年に榎の大樹のもとに遷座したのが縁起です。
遷座してきた祠は、もともと延喜式内社 阿豆佐味天神社から小川村に遷祀されていた摂社となります。
榎の大樹が遷座の地に選ばれた理由は、「逃げ水の里」と呼ばれる不毛な大地に唯一生きる大木で、多くの往来社の休息の地となっていたことです。
現在は3代目の榎ですが、樹齢はおおよそ100年を超える古木となり、今でも地域のシンボルであり続けています。
山に分け入り難行苦行を乗り越える熊野詣とはいきませんが、人々を試す神社として開かれたのかもしれませんね。
ご祭神
ご祭神は以下の2柱が祀られています。
熊野詣などでおなじみの熊野三山(熊野信仰)にゆかりのある神社です。
神の使いは八咫烏であり、熊野宮では結婚式に合わせてつがいで祀られているようです。
所在
メモ
その他紹介記事